幻の郡山城の変遷(大和郡山城(1580年)⇒二条城(1606年)⇒淀城(1624年))

天正8年(1580)に筒井順慶が築城。豊臣秀長によって更に大きく発展した。
慶長11年(1606)徳川家康によって大和郡山城天守を二条城の北西部分に移築した。 移築時の天守は、『洛中洛外図屏風』に望楼型の5重天守として描かれている。
ふたたび二条城の天守は3代将軍・徳川家光のときに行われた寛永の大改修時に淀城に移築された。
大和郡山城天守の移築説については建築学的には否定されていたが、大和郡山城と淀城の天守礎石位置が酷似していることから近年は信ぴょう性が高まっている。
(淀城天守の復元図)

参考になるサイト郡山城CG再現プロジェクト