佐牙神社

【歴史・由緒】
式内 佐牙神社
京都府京田辺市宮津佐牙垣内164
佐牙彌豆男神と佐牙彌豆女神を祭っています。社伝によると、敏達天皇2年(573)の創建とされます。造酒司の奉幣があったといい我が国の酒つくりの発祥と関係が深いものと見られます。 大同元年(806)頃には摂津国に封戸九戸がありました。古文書によると三山木の山本にあったものを永享年間(1429-41)に現地へ移すとあります。現在も山本に御旅所があり、祭日には神輿の渡御があります。 現本殿(二棟国指定重要文化財)は天正13年(1585)の再建とされますが、形式は古く、ことに身舎の蟇股は左右対称の図案で室町時代初期と考えられ、旧建物の再利用と見られます。左右二棟とも同型式の春日造りで屋根は桧皮葺です。
・10月17日 例祭 御幸祭
・10月18日 還幸祭
田辺町教育委員会
田辺町文化財保護委員会
『佐牙神社』   .